女性ホルモンが低下するから、体調が悪いと感じているあなた、それはあまり根拠がないのです。複雑な人の体は、ひとつの物質で左右されません。こうした女性ホルモンの複雑性を理解していきたいです。 職業・年齢などの違いを超えて考えていきましょう。皆さまの感想を期待しています。
今後に心がけたいこと、
女性ホルモンが減ると、病気になりやすくなるとの固定観念を持たない。
女性の細胞そのものが、男性の細胞とは異なる作りであることを知る
(女性ホルモン、男性ホルモンの違いだけではない)。
筋の通らない、ひとりよがりの思いこみに気づく。
自ら病気の情報を分析して、医師に伝える。
特に男性医師は、女性から伝えなければ、女性の病気を理解しない。
しかし、理解してもらえれば、男性医師でも、適切に対処してもらえる。
興味を感じてくださる方は、私(学とみ子)のブログへコメントをお願いします。
学とみ子は、日常医療現場でしばしばおきる、診療上の問題点を小説に書きました。小説「女性ホルモンという名の神話」が、文芸社から発売されています。
理想の医療と、満たされる明日を求める心を書きました。
http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-10239-9.jsp
この本をお読みになり、何かを感じた方、是非、ご一報ください。
いつも、考え努力する女性でありたいです。そして、女性の医療問題を、長く世に問い続けたいと思っています。あらすじは、こちらにどうぞ!
自分の病気を勉強することの重要性
要望を医師に告げることの重要性
最後は、自分で考えて、後悔しないこと
なぜ、病気の情報が必要なのか?
自らにふりかかった病気や、心配となる体の症状の治療を、他人任せにせず、自分自身で考えて判断するためです。病気や体の問題は、人にまかせることのできない大事なものです。
そばに優秀なお医者様や専門者がいて、いろいろ助けてくれると思いますが、それでも、最後は自分自身で決断したいです。ご自身で決断しないと、結果が悪いと後悔し、他者をうらみます。すごい能力のお医者様でも、すべての分野のエキスパートにはなれませんし、能力には限界があります。
そもそも、人の病気はさまざまに違いますので、治療が予想通りに行かないことなど、治療の成果には限界があります。私たちは、顔も声も考え方も、ひとりひとり違うように、病気も、治療への反応も、ひとりひとり違います。治療という介入後、初めて見えてくるものが多いのです。
日本では、医学論文が原文のまま紹介されることが少なく、多くは医師や学会を介して紹介されることが多いようです。その結果、起きることは、訳者などの第3者による意向や解釈が介在してしまいます。日本の専門医により、日本の現状の医療で受け入れやすい解釈になるのです。医療の受け手にとって、そのメリットは大きいと思います。しかし、一方で、情報が限定的となり、世界基準から遠ざかることがあります。
日本は、変化しつつあると言っても、医師による指導で治療が選択される傾向があります。ホルモン補充療法のように、治療を受ける人の意思が尊重される治療についても、患者自身の判断にまかされることが少ないのが現状です。諸外国の医学情報を理解し、メリットとデメリットを天秤にかけて、女性自身で考える習慣を、もっと身につけたいです。このホームページに、ホルモン補充療法に関する有名なデータを紹介します。現在、日本産婦人科学会は、ホルモン補充療法の治療については、リスクと希望をよく考慮して、個々の患者で判断すべしとなっています。
人生何事も、最終的に、自分で決断したことであれば、後悔は無くなります。その人の考え方や価値観は、その人自身が一番よく知っているからです。正しい決断をするためには、いろいろな知識を自分のものにしたいです。病気や体の不調が、ある日、思いがけずに降りかかってきても、その時、学とみ子は、自分で考え、判断します。その時の知識が十分でなくとも、結果が悪くても、後悔したくありません。その時は、自分なりの最大の努力をしたと考えるのです。
後悔は、自分や周りの人を苦しめ、なにより回復力を低下させます。学とみ子は、このサイトに情報提供する、すべての病気の専門家ではありません。それでも、私自身が大事と思う情報を発信していきます。このホームペーが少しでもお役に立てたら、うれしいです。